「あさチャン!」放送中に速報「中学生監禁男の身柄確保!」血だらけで徘徊

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   埼玉県朝霞市で2014年3月、下校後に行方不明になった女子中学生(15)が27日(2016年3月)昼、東京・中野区のJR東中野駅構内で保護された。「2年前に男の車に乗り連れて行かれ、男の家に一緒にいたが、きょう男が外出するというので逃げてきた」と話している。

   男は中野区に住む職業不詳の寺内樺風(かぶ)容疑者(23)で、埼玉県警は捜査本部を設置し男の逮捕状を取って全国に指名手配した。「あさチャン!」がトップニュースでこの事件を伝えていたときに、寺内が未明に静岡県伊東市で身柄確保されたという速報が飛び込んできた。

静岡・伊東市・・・110番通報で警察官駆けつけ

   女子生徒はJR中野駅構内の公衆電話から朝霞市に住む母親に電話をかけてきて、母親に言われて警察に通報し助けを求めた。女子生徒を目撃した人は「上下ジャージ姿でクロックスを履いていて、怯えるような表情で公衆電話で話していました」という。

   女子生徒は次のように話しているという。「男の家に一緒にいた。男と外出することもあったが、怖くて助けてとは言えなかった。きょう、男が秋葉原に夕方まで出掛けるというので逃げてきた」「普段、男が出かけるときは外から鍵を掛けられ出られなかったが、きょうは鍵がかかっていなかったために出られた」

   保護されたとき、女子生徒は生徒手帳と現金170円を所持しており、目だったケガはなかった。

   寺内が発見されたのは、「血だらけの男が歩いている」という110番通報からで、駆けつけた警察官が持っていた免許証を調べ、指名手配中の寺内と分かり身柄を確保した。ケガをしていて、病院に搬送され治療を受けている。

文   モンブラン
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