週刊新潮の取材に、5人の女性との不倫を認め、謝罪のコメントを出した乙武洋匡(39)にネットで批判が集中している。妻の仁美さん(38)まで謝罪したことに対する違和感だ。
「とくダネ!」は昨年(2015年)末に20代後半の女性とチュニジア旅行した時の写真を出した。乙武が撮ったもので、特製の車椅子乙武の後ろを行く女性が不倫相手だという。これを後方からかなりの望遠で撮っている。「とくダネ!」は乙武が泊まったホテルにも電話をして、従業員は乙武と女性は海の見えるスイートに泊まり、女性が抱えて車に乗せていたので夫婦だと思ったと話させている。
ネットでは「どうして奥さんが反省したり謝んなくちゃいけないの」
ネットでは「ゲスの極み乙武」なんて揶揄も飛び出した。仁美さんが「私にも責任の一端があると感じています・・・反省しています」とコメントしていることに、「どうして?」「反省しなくていいのに」というわけなのだ。鈴木紗理奈(タレント)もツイッターで「なんで奥さんが謝るの」と書いた。
ここで、過去に浮名を流した峰竜太、川崎麻世、石井竜也、宮崎謙介、はてはビル・クリントンまでが映像とともに名前をあげられ、「そのとき妻たちがとった言動は、その後の夫の人生を左右するものだった」ときた。引っ張り出される方は良い面の皮だ。
司会の小倉智昭「夫の不始末に、奥さんが内助の功だけで謝罪ができるかどうか、僕はそんな簡単にはできないと思うんだよね。夫婦にしかわからない問題がそこにあったからじゃないの」
それでも自民党公認で出馬
いろんな顔を持っている乙武だが、当面の焦点は参院選出馬だ。政治評論家の田﨑史郎氏は「出馬するつもり」と見る。自民党内では、参院選に出るつもりなのでイメージダウンを食い止めるために夫婦でコメントを出したという見方が多いという。「いまは様子を見ている段階でしょう」
山崎秀鴎(書家)「清々しい人だとずっと尊敬していたんです。多くの人もそうだと思うけど、ちょっとがっかりだった」
小倉「乙武さんは、世のモテる男性よりもっとモテていた」
中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「ネットでは妬む声も出ているくらいですからね。顔もトークもいいし。妻と一緒に出てくるというのは、火消しの初動としてはよかったが、違和感は奥さんが謝っていること。今後、政界に出ていくことを奥さんもにらんで合意しているという、政治家的な臭いを感じますね」
笠井信輔ニュースデスク「夫を支えるのはいいが、なぜ謝るのかですよね」
小倉「そこに真実があるからだと思いますよ」
梅津弥英子キャスター「乙武さん、あなたもか、と。出馬するなら、発言は・・・」
小倉「言うこととやることが違う人はいっぱいいますけど」(大笑い)