ベルギーのブリュッセルできのう22日(2016年3月)に起きた連続爆破テロで、空港の監視カメラに映った容疑者3人の写真が公開された。荷物を載せたカートを押しながら歩く男のうち2人が自爆、1人は爆弾が入ったスーツケースを置き去りにして逃走した。地元メディアによると、空港内からはほかにも爆弾ベルトが発見されている。
日本人も1人重傷、1人軽傷
空港と10キロ離れた地下鉄マルベール駅の爆破テロとを合わせて少なくとも34人が死亡、日本人2人をふくむ180人以上がけがをした。ブリュッセル中央駅前にいるANNの金子陽記者は「日本人の1人は30代男性で重傷、もう1人は軽傷ということですが、詳しいことはわかっていません。地下鉄がきょうから運行を再開するかもまだ明らかになっていません」と報告した。ベルギー国内で大量の武器が押収されている。
きょう未明、ISが犯行声明を出した。「爆弾ベルトや爆弾、機関銃を持って侵入した」という。「あなたたちにはもっと過酷な苦しみが待っているだろう」と、さらなるテロも予告している。ベルギーは最高レベルの警戒がしかれ、原発で作業員を避難させる動きもある。
司会の羽鳥慎一「原発もテロの対象になったということですね。パリテロとの関連性も否定できず、組織的で、まさに無差別です」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト