「児童相談所が助けてくれない」親から虐待少年自殺!何度も入所保護訴え

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   「親に虐待を受けている」と神奈川県相模原市児童相談所に再三保護を訴えていた中学2年の男子生徒(当時14)が自殺した。児相は「対応に間違いはなかった」と主張しているが、自殺を防げなかったのだからそんなことはあるまい。

顔のあざに気付いた学校も連絡

   虐待がわかったのは2013年秋で、当時小学校6年生だった少年の顔にあざがあるのを学校が気づき、相模原市を通して児相に連絡した。児相は虐待と認定したが、暴力は止まらず、14年5月には生徒が「暴力を振るわれている。家に帰りたくない」とコンビニに駆け込んだこともあった。10月にもトラブルがあり、「両親と離れて施設で暮らしたい」と助けを求めていた。

   生徒は14年11月中旬に親族宅で首をつり、意識不明状態が続いていたが先月28日(2016年2月)死亡した。

   生徒の母親は「手をあげるようなことがなかったとは言いません。でも、皆さん、どうなんですかね。(子供に)それは悪いことなんだと分かってもらえなかった時、どうしたらいいですか」と話す。父親は「たしかに手をあげました。それは小学校の頃に2回。その後、児童相談所と約束して、もういっさい手をあげないと約束して、それからはやっていません」と説明し、「本人に対しては申し訳ないとしかないですね」と語る。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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