高崎山「英王女と同名」シャーロットの姿見えない!サル山抗争で追い立て

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   大分市の高崎山自然動物園の人気の赤ちゃんザル「シャーロット」を最近見かけなくなった。イギリス王女と同じ名前で一躍有名になったが、その後、元気にやっているのか。「シャーロットを見にきたんですが、いなかった」「大阪から来たのに」。見物客も残念がっている。どうしたのだろう。

優勢なB群がエサ場占領

   シャーロットは生後10か月、すくすく成長しているが、実はサルたちの抗争に巻き込まれているのだ。高崎山のサルはふだんは山にいて、エサの時間になると下りてくる。現在2つの派閥があり、B群とC群が対立している。以前はC群が朝8時半ごろから下りてきて午後1時ごろまでエサを食べ、入れ替わりにB群が下りて共存していた。

   ところが、B群が午前10時ごろに下り来て長時間居座るようになった。C群は10時になると山に帰らなければならない。シャーロットはC群にいるため、早く行かないと見られないのだ。

午前8時半ころなら出会えるはず

   この異変はC群を束ねていた伝説のボスザル「ベンツ」が3年前に死亡したためだ。C群は腕っぷしの強いサルが多いB群に対抗できず、エサ場・エサ時間を奪われてしまったのだ。動物園としても、水をまくなどの対応をしているが効果はないという。「C群のためにも、お客様のためにも良くないと思うんです。ベンツのようなリーダーに出てほしい」と職員たちも願っている。

   司会の加藤浩次「時代ですね。サルにも勢力図があるということですね」

   湯山玲子(著述家)「人間社会と似てますよね。かつて会社にいた時と一緒です。新入社員はどちらに入るか、それによって人生が決まるからね」

   加藤「自分のトップが出世すると自分も出世する」

   湯山「最近は両方に顔を出し、うまくやる方が上にいくみたいです」

   話はシャーロットから脱線したが、動物園ではシャーロットを見たい人は開園時間の午前8時半ごろがおススメだといっている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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