司会の夏目三久が「腰痛の人は?」と聞くと、コメンテーターの野村修也(中央大法科大学院教授)、スポーツ担当の石井大裕アナが次々と手を上げた。春は腰痛の季節という。「春腰痛」という言葉があるほどで、今ころになると痛みに耐えられず整骨院に駆け込む患者が3倍に急増するという。なぜ多いのか。
爪先立ち上下運動で予防
春腰痛の原因は4つある。まず春先の寒暖差。日中は暖かくても夜冷えると血流が悪くなり、腰痛を引き起こす。2つ目は暖かくなって急に運動を始めるため。冬の間の筋力低下で体が耐えられず腰にくる。
3つ目は卒業、入学、入社、人事異動などさまざまな環境変化でストレスがたまり、自律神経が乱れる。4つ目は花粉症。くしゃみや鼻をかむときに腰にガクンと来るのだ。
予防するにはどうしたらいいか。医学博士で健康科学アドバイザーの福田千晶医師は「風呂に入るなどの温活のほか、爪先立って上下運動をすると、第2の心臓と言われるふくらはぎの血流を促し効果があります」という。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト