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日本野球機構「野球賭博」暴力団排除までやれるか?開幕遅らせてでも膿出し切れ

   当然ながら野球賭博問題は他球団に飛び火し、このままいくと公式戦開幕どころではなくなるかもしれない。週刊文春はこの問題のキーマンであるB氏が「高校野球くじ」について明かしている。高校野球が始まると、参加者が最大で4チームをくじで引いて、1チームにつき1万円を払う。さらにいろいろな罰則があり、追加で1万円を払うから、優勝校を当てた者は数十万円を受け取ることができるそうだ。

   私も現役時代は高校野球シーズンによくやっていたから、1万円程度ならとは思うのだが、B氏が野球賭博常習者だと知って選手たちが参加したとすれば、野球協約に違反している可能性があると週刊文春はいっている。

   試合前に選手が円陣を組んで、担当者が「がんばろう!」などと声出しをして、その試合に勝つと担当者以外の選手が数千円ずつ払う賭けについては、新聞などでも報じられ、あまり連勝するとカネを払いたくないためにわざと手を抜く「敗退行為」を招く恐れがあるといわれる。

   こうした件はともかく、野球賭博に関してはNPB(日本野球機構)は徹底的に調べ、膿を出し切るべきである。そのために開幕が遅れようと、主力選手の名前が上がろうと、腹をくくり、賭博に必ず絡んでいる暴力団を排除しなければ、野球はますますファンから見放される。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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