覚醒剤取締法違反で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)はきのう17日(2016年3月)夕方、逮捕から44日ぶりに保釈された。清原は「一から出直し、必ず更生する決意」とのコメントを出した。警視庁本部の前には朝から300人を超える報道陣が待ち構えたが、車の後部座席を黒いカーテンで覆い、清原の姿は見えなかった。車の後を報道陣の20台のオートバイが追っていった。まったくご苦労様だ。
黒カーテンに隠れたまま病院直行
保釈の保証人は弁護士とも父親とも報道が分かれているが、保釈金は500万円だという。清原が出したコメントには「関係者、ファンの皆様に・・・心よりお詫び申し上げます。必ず人の役に立つ人間になることを心に誓っております」とあった。しかし、覚醒剤についての言及はなく、「持病の糖尿病などの検査・治療のためしばらく入院させていただく」として、千葉・松戸市内の病院に入った。初公判は5月17日に開かれる。
司会の小倉智昭「私もテレビにかじりついてました。車の中は見えなかったんですが、オートバイやヘリまで飛んでた」
半日間も警視庁前で張っていた田中良幸レポーターは、「ここまで隠す必要があったのか」とやや恨み節だ。
ボロボロになった姿見せるべきだ
小倉「新聞報道では、血糖値が900もあるというが、とんでもない数値。インシュリン注射を1日に1回では済まない」
中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「薬物治療もあると思うのですが、どうやって手を切っていくか、方法論が見えない」
小倉「更生して、人の役に立ちたいといっています」
木暮太一(経済ジャーナリスト)「更生ってどういう意味なのでしょうか。たとえば、講演して回ったりして、『あ、戻れるんだ』と思われたらマイナスになってしまう。むしろボロボロになった姿を見せたほうが効果はあるかも」
菊川怜キャスター「コメントって難しいですよね。気持ちを表明しなければいけないのですが」
小倉「44日だった? この間は覚醒剤を絶っているわけだから、これならできると思うのかもしれない。再スタートは判決が出てからだと思いますね」