16年ぶりの女性ジョッキー藤田菜七子(18)がきのう15日(2016年3月)、高知競馬で初勝利を目指したが、惜しくも3着だった。第3レースでは586勝の通算最多勝利の最強女性ジョッキー別府真衣(28)と対決した。藤田は1番人気のメトロノ―スに乗り、初めから飛ばし、そのまま逃げるかと思われたが、最後に別府のアランレースに抜かれた。
藤田は「良い馬に乗せていただいたのに悔しいです。早く勝ちたいという思いが強くあります。ベテランの別府さんは本当にすごい騎手だと間近に見て改めて思いました」と語り、横で別府が笑いながら「ごめんねと思いながら差し切ったんですけど」
「高知競馬」開門前から応援の長い列
競馬場には開門前から行列ができ、昨年の1600人を大きく上回る2600人が来場した。赤ちゃんを抱いたママや他県から来た人もたくさんいた。
司会の加藤浩次「本人も勝ちたいといっていましたがね」
遼河はるひ(タレント)「今度こそは初勝利をと次も応援がすごいと思いますね」
加藤「勝っていかないといい馬に乗れないので、人気のあるうちに勝っておかないという焦りがあるかもしれませんね。厳しい社会ですから頑張ってほしいです」
藤田はあす17日はプロ野球日本ハム対ソフトバンクのオープン戦の始球式に登場する。ハムの先発は大谷翔平だ。競馬の外で人気が広がっている。