子供から大人まで人気のアイスキャンディー「ガリガリ君」が4月(2016年)から25年ぶりに値上げされる。60円(税抜き)から70円(税抜き)の10円アップだ。司会の加藤浩次は「俺たちのころは50円だったけどね」と懐かしむ。
製造元の赤城乳業マーケティング部の萩原史雄部長は「企業努力のコスト削減の限界を超えてしまったというのが一番の要因です」と説明する。具体的には原材料費の上昇と人手不足による人件費の高騰で、なかでも大きかったのはガリガリ君に欠かせない木製のスティックの値上がりだ。「3年前に比べ90%高騰しました」という。「まるで2倍じゃない」と加藤も驚く。
赤城乳業は「今後も企業努力を行い、コスト削減に努めるとともに、高付加価値商品を開発していきます」といっている。
1981年発売。35年のロングセラー
加藤「25年ぶりの10円値上げというのは致しかたないんでしようかねえ」
はあちゅう(作家)「値上げのニュースがこんなに心穏やかに受け止められるのは、ガリガリ君があまりに良心的な値段だったためでしょう。みなさん、50円世代といわれましたが、私は60円世代です」
加藤「湯山玲子さん(著述家)は20円世代ですか」(笑い)
湯山「そのころは冷凍庫もなかったし」
加藤「冷凍庫ない時代!?」
キャスターの上重聡「世代がわかりますね」
それにしても、ガリガリ君、発売は1981年というから、35年のロングセラーだ。