民主党と維新の党が合流する新党の党名が「民進党」に決まった。民主側から出されていた「立憲民主党」案と維新の江田憲司前代表が推した「民進党」案をそれぞれの党で世論調査を実施したところ、どちらも「民進党」案支持が多かった。
自民・高村正彦副総裁、自党の歴史知らずトンチンカン批判
政党の理念、主張を端的に表現する政党名を自ら決められず、最後は世論に委ねるのも情けない話で、自民党の高村正彦副総裁は「ザ・ポピュリズム(大衆迎合主義)」と批判している。
ところが、ニュース担当の藤森祥平アナが取り上げたけさの毎日新聞(2016年3月15日付)は、「自民も実は公募党名」と伝えている。「自民党の党史には1955年の自由党と日本民主党の合流時に『党名を広く党内外から公募』したと記述されており、主要紙に『奮って公募願います。採用の党名には記念品を贈呈』という広告を出していた」という。
数のうえでは1強多弱かもしれないが、自分の党の成り立ちを確認せずに他党を批判するなど、弱体化している点では「どっちもどっちですね」(藤森アナ)
文
モンブラン