中野・劇団員殺害捜査で1500人のDNAチェック!任意提出サンプルどう処分?

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   昨年8月(2015年)に東京・中野区の劇団員・加賀谷理沙さん(25)を殺害したとして、警視庁は戸倉高広容疑者(37)を殺人容疑で逮捕したが、決め手となったのはDNA捜査だった。捜査当局は加賀谷さんの自宅に出入りする可能性のあるデリバリー、宅配業者などをはじめ1500人のDNA型を採集したという。その結果、被害者の爪の間にあった皮膚片と戸倉から任意で提供を受けたDNA型が一致した。

表向きは破棄することになってるが・・・

   DNAの検査は口の中の粘膜を採取する形で行われる。DNAの採取に応じるかどうかは任意だが、応じないと疑わしい人間としてマークされることもあるそうだ。神奈川県警の元刑事の小川泰平氏は「DNAの採集をやったことがありますが、なかなか受けてもらえない。ただ、今回は地元で有名な事件で、意外と協力は得られたのではないでしょうか」

   しかし、石原良純(タレント)はこんな心配をする。「ボクが一番気になったのは、事件で集めたもの(DNA情報など)がどうなるかってことで、何か薄気味悪いじゃないですか。それが(警察に)残ってて、あとで捏造とかでっちあげに使われるというのが心配ですよ。それが消えるんであれば、協力すべきだなって気はちょっとしました」

   協力者から集めたDNA情報は証拠と照合したあとで破棄するという。指紋も同様の扱いだそうだが、警察が苦労して集めたDNAや指紋のサンプルを廃棄するとは思えない。

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