なでしこジャパンはきのう7日(2016年3月)、リオ五輪最終予選でベトナムに6-1で快勝したが、試合前に3位以下に確定していたため、リオ出場権を逃した。日本サッカー協会の大仁邦彌会長は「できるだけ早く新しい体制をつくってスタートしたほうがいい」と述べ、佐々木則夫監督の今大会限りでの退任を示唆した。後任はだれになるのか。
研究され尽くしていた佐々木サッカー
後任監督としてスポーツ紙などに名前があがっているのは、高倉麻子さん(47)だ。現役時代に読売ベレーザに所属し、澤穂希とともにプレーした。日本代表として79試合に出場し、1996年のアトランタ五輪にも出場している。
指導者としては、14年に17歳以下のワールドカップで優勝し、現在は20歳以下の代表監督を務めている。就任すれば、A代表では初の女性監督になり、3年後のフランスW杯出場、4年後の東京オリンピックでのメダルが目標になる。
司会の加藤浩次「佐々木さんには、大変ご苦労さまでしたと言いたいですね。W杯、五輪、大きな功績だったと思います。ただ、選手の世代交代がなかなかうまくいかなかったのではないでしょうか。さらに言えば、今回の試合を見れば、佐々木監督のサッカーがアジアで研究され尽くしていましたよね。これを機に、新しいフレッシュなチームをつくってほしいと思いますね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト