クアラルンプールで行われた卓球の世界選手権団体戦できのう6日(2016年3月)、日本女子は決勝で中国と対戦したが壁は厚かった。3-0で敗れ、前回(14年東京)に続く銀メダルに終わった。しかし、相手から奪ったゲームは増えており、リオ五輪でのメダル獲得も視野に入った。
福原愛、石川佳純、伊藤美誠の五輪候補3選手で臨んだが、福原が0-3のストレートで負け、石川が2-3、伊藤が1-3と敗退したが、3人はさばさばした表情だった。
伊藤は「前回は1ゲームも取れなかったのですが、今回は自分の出せるところを出せました」といい、福原も「みんなで頑張って勝ち取った銀メダル。二人の試合からたくさん勉強させてもらいました」、石川も「いいプレーができたと思います。リオに向けていい宿題ができました」
日本の卓球選手層厚い?温泉旅館にも必ずある
それにしても中国の底力はすごい。司会の小倉智昭は「卓球はかつては日本のお家芸で本当に強かったんだけどねえ。今回も男女ともに決勝に臨んだ。男子は28年ぶりの決勝でしょう」
梅津弥英子キャスター「いえ、39年ぶりです」。男子も3-0で中国に負けた。小倉「最近は、世界的な大会では男子より女子が注目されることが多いよね。スキーの高梨沙羅さんとか」
石戸奈々子(慶應大准教授)「女子力です。リオが楽しみ」
夏野剛(慶應大大学院特別招聘教授)「マイナーなスポーツで日本は強いですね。多様性が進化している理想の姿
小倉「夏野さん、マイナーと言ったけど、僕ら子供の時はみんなラケット持ってたんですよ。温泉旅館にも必ずある」(笑)
スタジオでは「私も持ってた」という声が一斉に上がった。