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巨人軍はノック練習にもカネ賭けてた!エラーするとみんなに1万円

   『週刊文春』は先週に続いて、野球賭博でクビになった元読売巨人軍投手の松本竜也氏(22)に懺悔告白させている。彼は2011年にドラフト1位指名で巨人に入団。身長193センチの左腕で、将来を嘱望されていた。だが、結局、一軍には上がれず球界を去ることになってしまった。巨人軍ではトランプや麻雀などの賭け事は日常的で、その延長線上に野球賭博があったと話している。驚くのは練習中にもカネを賭けていたというのである。

   <「『ファンゴ』っていうノックがあるんです。それぞれのポジションが一ヵ所に集まって順番にノックを受けるんですが、このノックの時に賭けたりとかはありましたね。エラーしたら、同じ組の人に一万円ずつ渡すんですよ。賭けるときは『ヘビ』っていう名称になるんです。

   練習がファンゴになると、『じゃ、今日は"ベビ万"いきますか』っていう感じで始まります。"ヘビ万"はレートが一万円ということです」>

   負けたときの最高は十何万円になったという。このことは巨人軍の広報も認めている。こうしたことは厳しい練習のモチベーションを維持するために、以前から自然発生的に行われていた。賭博行為とは性質が異なると考えていたが、誤解を呼ぶ恐れがあるため、野球賭博を機に一切禁じたという。

   私も『週刊現代』の現場時代は、少しでも時間が空くと編集部の隅にある仮眠室に入り、よく「おいちょかぶ」を仲間とやったものだ。最初は1000円で始まったものがだんだん熱くなり、1万円が張られるようになる。ボーナスが入ったばかりのある夜、私が親で、場に三十数万円が張られたことがあった。負ければボーナスの半分が吹っ飛ぶ。幸い総取りすることができたが、講談社の隣は大塚警察署である。そこへ踏み込まれたら全員パクられたであろう。

   私は根っからの博打好きだ。暇があると記者連中と電話帳をめくって丁半をやっていた。だが、残念ながら博才がこれっぽっちもないために、深みに入り込まないでここまで生きて来られた。

   松本氏は地元へ帰ってバイトしながら、もう一度現役に復帰したいと話している。メジャーという選択肢も考えているそうだ。簡単ではないだろうが、これだけの才能を埋もれさせておくのは惜しい。頑張れと声をかけてやりたい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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