卓球の世界選手権団体戦の準々決勝が3日(2016年3月)に行われ、日本女子は前夜の1次リーグ最終戦で敗れたドイツと再び対戦し、3-0で見事に雪辱を果たした。3位決定戦は行われないため、日本は前回に続いて2大会連続の銅メダル以上が確定した。
伊藤美誠「きのうの負けはきょうの勝ち」
一番手を任された伊藤美誠がウインターを3-1で制し勢いを作ると、石川佳純も相手のソルヤが顔をしかめて台に両手をつくほど善戦して3-1。最後の福原愛はシルバーアイゼンを3-1で制した。
勝因は前夜の苦杯に尽きる。伊藤が「きのうの負けはきょうの勝ち」と話した通り、前夜、5人目までもつれながら悔し涙を流したことが勝ちへのエネルギー、気力をもたらした。
司会の夏目三久「勝ちと負けるは気持ちの紙一重なんですね」
福原は「本当に嬉しい。スッキリしています」と大喜びだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト