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黒田日銀総裁「マイナス金利」自画自買!現金1億円で世田谷に高級マンション購入

   そんななか、黒田日銀総裁が自腹を切って、自らマイホーム購入という大きな買い物をしてみせたそうだ。新居は世田谷区の人気住宅エリアで駅に近い上、公園の緑が豊かに広がる好立地に立つ瀟洒な高級低層マンションだ。そのマンションを中古で購入した。新築時には1億円を超えた部屋で、値段が落ちる物件ではないので、中古でも1億円近くの値がついてもおかしくはないそうだ。

   週刊現代が不動産登記謄本を見てみると、ローンの記載はない。黒田総裁は借金をせず、手持ちのカネだけでこの「億ション」を購入したことになる。黒田総裁が日銀総裁就任からずっと住んでいたのはUR(都市再生機構)の賃貸住宅で、家賃は20万円以上するが、相場よりは割安だったそうである。

   週刊現代にいわせると、黒田総裁は新居のために1億円近いキャッシュを使ったから預金は目減りしており、老後を考えたら1円でも多くの資金的余裕を確保したいはずだ。<「つまり、景気を上向かせるためにも、自分の老後を考えても、黒田総裁がマイナス金利政策をどんどんエスカレートさせていくことだけは間違いない。18年の総裁任期満了までの少なくともあと2年。日本ではマイナス金利という異常事態が続くということを覚悟しなければいけない」(日銀ウオッチャー)>

   日銀総裁が老後のカネの心配をしているとは思えないが、マイナス金利政策がエスカレートしていけば、地方の金融機関が淘汰されていくという予測もある。そんなどんよりした景況感を払拭しようというのであろう、朝日新聞(3月2日付朝刊)にこんな記事が載った。<公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、昨年10~12月期に4兆7302億円の収益を得たと発表した。昨年7~8月期は、市場運用を始めた2001年度以降で四半期として過去最悪の赤字となる7兆8899億円の損失だったが、一転して2四半期ぶりの黒字になった>

   これを読んで眉に唾をつけたのは私だけだろうか。GPIの発表した数字を朝日新聞はどうやって検証したのだろう。大本営発表を鵜呑みにして垂れ流すだけでは、国民の知る権利に応えたことにはならない。

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