小学校などに設置されている二宮金次郎像は薪を背負い歩きながら書物を読んでいるが、近ごろは変り種も増えてきた。野上慎平アナが「じつは、こんなバージョンもあった」と紹介した。
神奈川県箱根町の小学校にはわらじを配っている金次郎像がある。徳島・フルーツガーデン山形には本のかわりにタブレットを持っている。栃木・日光市や二宮金次郎の生誕の地・小田原ではしゃがんでいる座像だ。これは歩きスマホなどに配慮しているそうだ。
子孫は「本来の教えは本読むだけでなく実践せよ」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「スマホに配慮して座らせるぐらいなら、置かなきゃいいじゃないですか」
二宮金次郎の子孫で、国際二宮尊徳思想学会常任理事の中桐万理子さんによると、金次郎の本来の教えは「本を読むだけでなく、実践を忘れるな」というものだそうで、「立っていても座っていても、その教えは変わらない」。どちらもありなのだそうだ。