サッカー女子「リオ五輪」絶望!勝ったと思った韓国戦もあえなく引き分け

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   サッカー女子のリオ五輪アジア最終予選「日本対韓国」が2日(2016年3月)に行なわれ、日本は引き分けに終わり、自力で予選突破の可能性をなくなった。五輪への道は極めて厳しい。

   初戦のオーストラリア戦に敗北した日本は、メンバー6人を入れ替えた攻撃的な布陣で臨んだ。試合は終始押し気味だったが、相変わらず決定力にかけ、0-0のままの後半39分、岩渕真奈がヘディングで押し込んでようやく先制した。しかし、直後にゴールキーパーの福元美穂が落球したのを蹴り込まれて引き分けた。

   結局、これが今のなでしこの実力なのかと思わざるをえない試合だった。

残り3試合すべて勝っても2位以内に入れるかどうか

   司会の小倉智昭「これで自力突破は無理になっちゃったんでしょ」

   木下康太郎アナは「そうなんですよ」と、スポーツニッポン紙に載った宮間あやのコメントを紹介した。「澤さんに教えられたのが、『神様は見ている』ということ。自分を含めて献身性とかが足りないのかなと」と語っていた。

   木下「以前、川澄(奈穗美)選手と話したんですけど、みんなオリンピック出場を当たり前だと思ってるけど、アジア予選は本当に難しいんだと言っていた」

   この日に行われた試合では、オーストラリアと中国が勝って勝ち点で1、2位、日本は北朝鮮、韓国に次ぐ5位だ。五輪出場は2位までだから、日本は残る中国、北朝鮮、ベトナムにすべて勝っても、2位に入るには上位の結果次第となる。

   小倉「全部勝つのは当然としても、得失点差もあるから、ベトナム戦で何点とれるかになるね」

   勝って当たり前、五輪も当たり前といわれ、選手たちにも重荷だったのかもしれない。せめて最後まで声援を送ってやりたい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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