アメリカ米大統領選の候補者選びの大きなヤマ場スーパーチューズデーで、共和党はドナルド・トランプ氏が11州のうち7州を制して圧勝した。ロバート・キャンベル東大大学院教授はトランプ人気を「石原慎太郎とビートたけしを足して割ったよう感じかな。臆することなく考えを表明する政治家と、相手の特徴を巧みにつかんで盛り上げるコメディアンのセンスを兼ね備えている」と評する。
クリントンとの一騎打ちどうなる?
アメリカ現代政治が専門の上智大・前嶋和弘教授は「飲み屋トーク作戦です」という。保守的な白人ブルーカラーをターゲットに、飲み屋でぼやきあうようなイメージで支持を得ており、これが7月までは続き、過半数の代議員獲得へ一気に進む可能性もあると見る。その後は、支持層を広げるために「(発言や政策を)修正していく可能性があります」
司会の加藤浩次「民主党のヒラリー・クリントンさんと一騎打ちになったら、どうでしょうか」
前嶋教授「もしかしたら接戦になるかもしれません。トランプ氏はもうダメだろうと私も言ってきたが、いっこうに衰えない。まさかもあり得ます」
加藤「トランプ氏はここまでくると、戦略家でもあるということですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト