梅田「暴走車」自動ブレーキあれば防げた!事故の80%に防止効果

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   大阪・梅田のど真ん中できのう25日(2016年2月)正午過ぎ、乗用車が歩道を暴走して歩行者をはね、男性1人が死亡、女性1人が意識不明の重体、8人が重軽傷を負った。運転者の男性も死亡したが、大動脈に突然異常が起こった可能性があるという。

   現場はJR大阪駅、阪急梅田駅の前の繁華街で、突っ込んだ車は事故現場の100メートルほど手前でハザードランプをつけて道路脇に停車していたが、突然走り出して赤信号を突っ切り、直進して歩道に乗り上げ暴走した。歩道上の花壇にぶつかって止まった。

先月は10キロマラソンに出場するほど元気だったのに・・・

   目撃者によると、運転者の会社社長、大橋篤さん(51)は運転席でのけぞった状態だったといい、止まった直後に痙攣していたともいう。病院で「大動脈解離の症状」が認められたという情報もあり、大橋さんは意識を失っていたのか。

   大橋さんは元高校教師でスポーツマン。先月(2016年1月)は10キロマラソンに参加するなど健康だった。胸が苦しいと医師を訪ねたことがあったが、検査で異常はなかったという。

   司会の小倉智昭は「きのうは大阪にいたのですが、このニュースに、なんでだろうとみんな訝っていましたよ」という。「現場の歩道は片側が工事中でかなり狭く、意識があったら車で時速50キロでは入っていけない」

欧米では普及!日本も標準装備急げ

   ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)「こういう事故を見るたびに、自動ブレーキが必要かなと思ってしまいますね。大型車では事故の80%を防げるというので、アメリカ、ヨーロッパで普及が進んでいるが、日本でもメリットはあると思います」

   中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「大動脈解離という話がありますが、うちの旦那が去年、突然家で亡くなったんですが、運転中だったらと怖さを感じましたね」

   笠井信輔(ニュースデスク)「自分の身にそんなことが降りかかるなんて、まったく思ってなかった可能性がありますね」

   小倉「体に自信があったんでしょうね。本当に怖いです」

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