「1億円なんて紙切れ。謝らんのが悔しい」自称モデルに6000万円盗まれた74歳男性

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家の中には藤田嗣治、ルノワール、シャガール・・・

   リポーターの平野早苗が男性宅を訪ねた。外観は和風だが、中は洋風の豪邸である。廊下や室内に絵が飾ってある。デヴィ夫人が描いた絵があった。別の絵を平野が「これは何ですか」と聞くと、「シャガール。5000万円かな」

   部屋の隅には、エルメスの包装箱や紙バッグが積み重なっているが、男性はラクダのシャツ姿だ。2階の寝室にも名画が飾ってあって、「藤田嗣治。5000万円」「ルノワール。2億8000万円」なんて平気でしゃべっている。

   現金は「これに入っていた」とダブルベッド脇の床に無造作に置かれた黒いバッグを指す。平野が「開けてみてもいいですか」と開いてみると、バッグの底に1万円札がバラバラに入っていた。ちぎれた100万円の帯封紙もある。バッグに鍵はかかっていたが、無理に開けて600万円札束を取り出したのだろうという。

   司会の小倉智昭「豪邸でいいものが置いてありましたが、ラクダのシャツですか?」

   平野「寛いでいる時でしたから」

   小倉「目の前にお金や金目のものがあったら、ふらふらと・・・」

   にしても、なんという金銭感覚だろう。

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