爆買い帰国後は「爆撒き」生チョコ、目薬・・・友人・知人にお土産バラマキ

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   日本で爆買いしていく中国人観光客は、帰国後に大量に購入したものをどうしているのだろう。上海のモンさん一家は7歳の娘や祖父母、ママ友ら7人で初めて来日した。「旦那は仕事で休めない。旦那がお金を稼いで私たちが使う」と笑い、旅行予算は100万円だ。

日本で大量仕入れ!ドラッグストアで10万円お買いもの

   東京ディズニーランドを楽しんで北海道へ。札幌では「白い恋人」の工場を見学した。「上海の親は教育を重視していて、子に見学させたがる」と話す。ドラッグストアでは薬や菓子を「これが目薬のエルメスよね」などと言いながら衝動買いした。店内滞在2時間で47点、6万344円のお買い上げだ。でレシートは53センチにもなった。ママ友の一人は58点を買い、10万3000円を使った。

   東京に戻っては、銀座でストッキングをまとめ買い、炊飯器も忘れなかった。

楽しさを共有するのが中国の習慣

   上海に帰ると、モンさんは友人に生チョコや目薬を配った。「楽しさを共有する習慣で、一人一品ずつはあげます」と言う。実際には複数の品を贈っていた。

   経営コンサルタントの呉明憲さんは「中国人が買うのは自分用とプレゼント用で、転売する人もいるかもしれないが、割り勘はしない。リピーターが増えるので、(爆買いは)3年ぐらいは続き、日用品に比重が移るだろう」と見る。

   司会の羽鳥慎一「爆撒きには驚きました。人とのつながりを考えている人たちなんだと思います。こういう視点で見たのは初めてです」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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