兵庫・六甲山「無法登山者」ゾロゾロ!禁止無視して「自己責任だからいいだろ」

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   兵庫県の六甲山で危険な登山者が後を絶たない。立入り禁止のところを平気で入り込んでいく。土砂崩れの危険が大きいからだ。しかし、注意されたり、標識が立っていてもても無視してゾロゾロと登っていく。「あさチャン!」が登山入口からレポートした。

土砂崩れの危険大きく通行止め

   六甲山は大阪や神戸からのアクセスがよいこともあって、週末になると大勢の登山客が訪れる。ふもとには神戸市森林整備事務所が設置した「通行止め―この先土砂崩れにより通れません」という標識やフェンスがあるが、まったく無視だ。成相宏明レポーターが、「通行禁止になってますけど、危険なのでは?」と声をかけても、「自己責任で登っているので」「われわれこんなところいつも行っていますから大丈夫です」と笑い飛ばす。

   無法登山者は冬のこの時期に凍る有名な滝「七曲」の氷瀑を見に行こうというのである。現場を訪れた記者が「危険なのでは?」の問いに、登山客たちから「自己責任で登っているので」「我々こんなところいつも行っていますから大丈夫です」と笑い飛ばされた。

   この登山道2014年8月の台風11号による大雨で土砂崩れが発生し、通行禁止になった。谷はえぐられ、斜面は崩落が続く。大規模な土砂崩れが発生すればふもとの街にも被害はおよぶ。「自己責任だから」というのなら、「遭難しても一切救出作業は不要です」「崩落による損害賠償はすべて引き受けます」という誓約書を書かせはどうか。

文   モンブラン
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