専門家「社会的に未熟な人物のいたずら」
同様のメールは先月(2016年1月)19日には東京23区の区役所にあった。同一犯の可能性が高い。犯罪心理に詳しい臨床心理士の矢幡洋氏は「語尾に『ナリ』を付ける言い回しは、いかにも冗談めかした文章にしてイタズラと思わせる魂胆があるが、(犯人は)いたずらメールじゃないかもしれないという想像力が働かない社会的な未熟さを持った人物だと思います」と話す。
威力業務妨害の容疑で警察が捜査しており、いずれ捕まるだろうが、刑は「3年以下の懲役、50万円以下の罰金」と軽い。予防のためにも、刑罰とは別に、自治体が爆発物のチェックなどで掛った費用を損害賠償請求してはどうか。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト