高倉健の養女・貴さん『分骨』拒否して「貸し出しなら許す」
もう一人はおととし(2014年)亡くなった高倉健の養女・高倉貴氏(52)の話。『週刊新潮』が報じているが、失礼だが、貴氏の評判が良くないようだ。詳しい話は省くが、全財産を相続した彼女だが、高倉プロの専務を突然解任したり、高倉の親戚にも未だに会わないというのである。
高倉プロを解体し、彼女一人だけで健さんの巡回追悼展を11月から始めるというのはいいとして、健さんのお墓がまだ決まっていないというのだ。<「養女にはせめてお骨だけでも分けてもらえないか、と弁護士を通してお願いしました。ですが、それも断られてしまいました。だから今現在、伯父の遺骨がどうなっているのか」(健さんの実妹の長男)>
健さんは生前、鎌倉霊園と出身の福岡県に墓をつくっていた。鎌倉は江利チエミとの間にできたが亡くなった子どもを供養し、生前、死んだら一緒に入るといっていたのだが、放置されているそうだ。福岡のお墓もそのままになっていると姪の攝子は語っている。<「お母さん思いの伯父を一緒に眠らせてあげたいと私たちは考えたのです。しかし彼女はそれを頑なに拒否した挙げ句、『貸し出しなら許す』という。(墓を守る)叔母が亡くなったら返してほしい、と。そんな失礼なことがあるでしょうか」>
貴氏は「散骨する」といっているようなのだが、実妹の長男もこういう。<「善光寺に30年間も参り続けてきた信心深い伯父が散骨なんて遺言を残すでしょうか。おまけに彼女は、お墓も売るよう伯父が遺言しているというのです」>
しかし、その遺言があるのかないのかハッキリしないというのである。なにやら、やしきたかじんの未亡人と実妹の争いのようになってきているようだ。高倉健はこれからも日本人が誇る名優であり日本の文化遺産である。いくら後を託されたからといって、健さんが眉をひそめるようなことだけはしてほしくないものだ。