兵庫・加古川女性殺害「手が付けられないワル」逮捕!借金取立てに同行

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   昨年12月(2015年)、兵庫県加古川市の河川敷で吹田市の大山真白さん(20)が遺体で見つかった事件で、兵庫県警はきのう18日(2016年2月)、加古川市のアルバイト礒野和晃(21)を殺人容疑で逮捕した。動機は不明だ。

   大山さんは12月6日、吹田市内で友人と会い、「これから加古川へ行く」と別れたあと不明となり、12日に加古川の川の中州で遺体で見つかった。死因は脳挫滅などで、頭部を激しく殴られていた。

殺された大山真白さん、直前に100万円引き出し

   大山さんが自宅に残したメモに、「私の身に何かあったら疑って欲しい人物」として、「りゅうのすけ」という名前が記されていた。この人物の特定に時間がかかったが、県警が礒野に任意で事情を聴いていたところ、殺害を認めたという。大山さんは元交際相手の男性との間に金銭トラブルがあり、その話し合いに大山さんと一緒に現れたのが礒野だった。男性によると、礒野は取り立て屋のように喧嘩腰で脅迫したという。

   大山さんは神戸市のタレント養成専門学校で学んでいた。昨年に卒業した後は吹田市で一人暮らしだった。アルバイトをしながら声優を目指していたという。

   礒野は12月7日午前2時頃、河川敷で大山さんの頭を何度も殴ったと供述した。礒野の自宅は犯行現場から3キロほどの場所だった。近所の話では、礒野は素行が悪く、親も手がつけられないようなワルだったという。

   礒野と大山さんがどのような関係だったのかはわからない。大山さんは加古川へ行く直前に100万円近くを銀行口座から引き出していたが、この金と礒野の結びつきもわかっていない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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