「わずか5人の雑誌が異例の売れ行きです」とキャスターの上重聡が伝える。今月4日(2016年2月)、キョンキョンこと小泉今日子が50歳の誕生日を迎えたことに合わせて発売された「MEKURU」というカルチャー雑誌だ。表紙はもちろん小泉で、「小泉今日子、祝50歳!全90ページ大特集」となっている。
すっぴんのキョンキョンや休日覗き見
東京の三省堂書店神保町本店では、3日間で40冊が売れた。「在庫がなくなったのでベストセラーになりませんでした。もっとたくさん入荷しておれば良かった」と残念がる。都内の11店舗でも完売、出版元には問い合わせがひっきりなしだそうだ。
上重が説明する。「雑誌に載っている小泉さんの姿はすっぴんなんですよねえ。撮影場所は自宅です。初公開だということです」。ロングインタビューには、10代から今日までの仕事への思いや人生観を赤裸々に語っている。レビューには「小泉今日子の自宅での休日を覗き見しているよう」「本格的な自伝に匹敵する内容」といった感想が寄せられている。
カルチャー雑誌『MEKURU』編集長「予想はるかに超える反響」
「MEKURU」の編集部スタッフは5人だけ。「小泉今日子歴30年」の上田智子編集長の熱烈オファーによって実現したという。上田さんは「創刊時からいつか小泉今日子さんに出てもらいたいねと編集部で話していました。反響はあるんだろうなと思っていましたが、想像をはるかに超えるものになりました。本当に小泉今日子さんの力はすごいと思いました。感謝の気持ちしかありませんね」と語っている。
司会の加藤浩次「宮崎さん、読まれたんですね」
宮崎哲弥(評論家)「小泉今日子ファンですから。50歳になっても、コイズミはコイズミ。とにかく、まるごと小泉今日子の本です」
ふだんとは違い、終始笑顔だった。