川崎市幸区の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」でおととし(2014年)暮れ、入居者の男女3人が相次いで転落死した事件で、神奈川県警はきのう15日(2016年2月)、元職員の今井隼人(23)を殺人容疑で逮捕した。逮捕は96歳男性をベランダから投げ落とした容疑だが、けさまでに3人すべての死亡に関わったことを認めた。
入所者の所持金も盗んでた!
まず87歳の男性が4階のベランダから転落死しているのが見つかり、86歳の女性、96歳の男性と続いた。ベランダは高さが120センチあり、身長140センチ前後で要介護2~3の高齢者が乗り越えられるとは考えられなかった。3件とも今井の当直時に起こっていた。
今井は昨年(2015年)5月、入所者の所持金を盗んだ窃盗容疑で逮捕され、懲戒解雇された。19件の窃盗で懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を受け、転落事件についても報道陣に質問されたが、関与を否定していた。
司会の小倉智昭「なんでこういうことをするのか。介護福祉士の資格も持っているだろうに」
山本一郎(作家)「この世界で働いていこうとしていたはずなので、なぜこういうことをしたのか疑問ですよね。よくこれを事故で処理してきたなとも思います。一昨年の11月ですから遅い」
小倉「食事などの介護を面倒だと思ったのか、介護者の反応に殺したいと思ったのか」
梅津弥英子キャスター「殺意を認めているんですよね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト