「寒いよう」「パパ」と子供の泣き叫ぶ声を聞きつけた近所の住民が通報した。警察官が家に入ってみると、6歳の男児が裸で浴室に監禁されていた。親がパチンコに行くためだった。母親(32)と内縁関係の男(28)は逮捕された。大阪・枚方市で13日(2016年2月)午前10時半頃のことだ。
湯温33度!低体温症寸前
駆けつけた警察官も驚いた。浴室ドアのノブと木ネジがプラスチックの結束バンドで留められ、中からは開かないようになっていた。男の子は湯船に浸かった状態だったが、2時間経っていて湯の温度は33度。あと2時間もしたら低体温症になるところだった。
さらに、2階には9歳と1歳の女児がやはりドアをワイヤで固定された部屋に閉じ込められていた。2人はコタツに入っていて暖は取れていたという。
警察の調べに、母親と男は「パチンコに行くために閉じ込めた。過去にも何回かやった」と供述している。男児の体にはあざがあり、警察は虐待が繰り返されていた疑いもあると見て調べている。
児童虐待に多いシングルマザーに無職男・・・なぜ?
司会の小倉智昭はあまりの仕打ちに言葉もなし。
ニュースキャスターの笠井信輔「近所の人が聞き付けなかったら大変なことになっていたかもしれません。ひどすぎますね」
またしてもシングルマザーに内縁の男。男は決まって無職。最近の虐待事件の典型的な状況だ。こうした男女のありようは、なんとか食っていけるという条件がないと成り立たない。今回も家があって、風呂もあって、パチンコに行く金もあった。社会学的な視点から真剣に解析する必要がありはしないか。「ひどすぎます」で済む話ではない。