小林由佳・堺市議「証言拒否」乱発!市議会の政活費不正疑惑調査

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   政務調査費を不正に流用したとして告訴されている大阪・堺市の小林由佳市議(大阪維新の会)は、12日(2016年2月)開かれた堺市議会の百条委員会に証人として出席したが、「数十回にわたり証言を拒否しました」(司会の夏目三久)という審理で、疑惑解明にはほど遠かった。

「刑事訴追に問われる恐れもある事柄と考えますので・・・」

   小林市議は選挙区の住民にチラシを配布したとして政務活動費286万円受け取っていたが、配布の実態がなく、印刷業者・配布業者の領収書も偽造だった。

   小林議員は当初、取材スタッフに声を荒げながら「チラシやの存在もあるし、配布会社の領収書もある」と強弁していたが、その1か月後には一転し「配布を委任した業者が精神疾患のために配っていなかった」と認め、政務活動費を返還した。

   百条委員会では「印刷枚数はそれぞれ何枚で、どこで印刷されたのか」などの質問を受けたが、「刑事訴追に問われる恐れもある事柄と考えますので、証言を控えさせていただきます」と、約20回も説明を拒否した。

   さらに、「補佐人の意見を求めます」と、後ろに控える補佐人の弁護士と頻繁に相談し、結局、証人尋問は何も解明されぬまま5時間も続いた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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