週刊文春に「ゲス不倫」と伝えられた宮崎謙介衆院議員はきょう12日(2016年2日)に会見して議員辞職することを明らかにした。妻の金子恵美議員からは「恥をかいてきなさい」と一喝されたそうだ。辞職は次の当選を目指すためと受け止められるが、有権者は甘くないぞ。
「国会議員も育休を」と訴えていながら、妻が切迫早産で入院している時にグラビアタレントを自宅に引き入れていた。その後にその自宅でテレビ取材に応じ、育メンぶりをアピールしていたのだから男も見放すお話だ。
同僚議員もため息「チャラい男」「病気なんだよ、ああいうのは」「いま辞職するしかない」
病室での妻とのやり取りも明らかになった。
「やり直す気はあるの?」
「気はある」
「じゃあ、恥をかいてきなさい。しっかりしなさい」
姉さん女房の金子議員はなかなかの経歴だ。新潟生まれ。早稲田大時代に海外にホームステイし、ネパールで農業支援活動をした。卒業後は新潟のテレビ局に勤務したが病気で退職。しかし、2004年ミス日本コンテストに出場して、頂点には立てなかったものの、全国の27人の中に入った。07年に新潟市議にトップ当選、10年に県議を経て、12年の衆院初当選して現在2期目だ。11年には「それでも私が政治家になる理由」を出版している。昨年(15年)に宮崎議員と結婚して、この5日に子供が生まれた。
一方、宮崎議員は東京生まれで、幼い頃はフィリピンにいた。早稲田大を卒業して生保会社に就職、2度の転職を経て自民党の加藤紘一元幹事長の三女、鮎子さん(のち衆院議員)と結婚したが、09年に離婚した。12年に自民党の公募で京都から出馬するが、その間なにをやっていたのかよくわからない。
同期の大久保三代前衆院議員は、「チャラい男」という。議場でも金子議員に公然と近づいていたそうだ。自民党議員の間からも「病気なんだよ、ああいうのは。美人がいるとすぐ行っちゃう」「早く離党してもらったほうがいい。次に当選するには、いま辞職するしかない」という声が伝わってくる。
妻の金子恵美議員「肝据わった奥さん」
司会の小倉智昭「『恥をかいてきなさい』か」
中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「なかなか肝の据わった奥さんで、賢夫人だということになるんでしょうけど、私だったら、『恥かかせやがって、このやろ』とか言っちゃう」(爆笑)
小倉「相手の女性だって、名前も顔も出ちゃってるんで、その人が忘れられてる。まあ、今後、有権者が判断することでしょう」
とりあえずはなるようになったと。