春節連休を日本で過ごした中国・台湾などからの観光客の帰国ラッシュがピークとなっている。北海道・新千歳空港ではカニ43キロを発泡スチロールの箱10個近くに詰め込んだ男性、北海道限定のプリンやポテト製品を入れたダンボール数個を運ぶ女性、航空会社のカウンター前でスーツケースを開けて中身を詰めかえる女性もいる。
重量オーバーでスーツケース詰め替え
新千歳空港の中国人観光客はおととし(2014年)から急増し、昨年は2倍にあたる34万人に達した。海の幸を食べに来たり、中国でブームなりつつあるスノーレジャーが人気を呼んでいるのだ。
預かり荷物は航空会社により23キロまで、機内持ち込みは5キロ以内の1個だけといった制限がある。オーバーして追加料金8万円余をポンと払った会社経営者もいるが、見ず知らずの家族連れに預けて乗り切った青年もいる。スーツケースから衣類を出して友人に重ね着させて乗り込むアイデアマンも。航空会社が荷物を一つにまとめるダンボールをサービスするケースもある。
森圭介アナ「持ち込み制限をイラストにしたチラシ入りのティッシュを配ったりしてPRしています」
司会の加藤浩次「マナーはまだまだということですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト