カラオケ初体験!選曲はずうとるびの「みかん色の恋」
カラオケ初体験で意地悪をされたすみれは、やはり若い子たちとうまく付き合えないと落ち込むが、黎に「あなたは65年間、寝て過ごしてたんですか? なにも感じなかったんですか? なにも学ばなかったんですか? 65歳なら厚かましく生きろ」と諭され、カラオケへ戻る。
「1曲歌わせて」と歌い出したのはずうとるびの「みかん色の恋」で、20歳の学生たちはだれも知らない。そのうち「いい歌だね」となって、歌い終わると拍手喝采。こうして、すみれのキャンパスライフが始まった。
たしかに、カラオケはジェネレーションギャップを演出するに格好の道具で、そのエピソードを最初にもってきたのは正解だ。座る時に「どっこいしょ」とつい言ってしまう。そんな世代ギャップのエピソードも楽しみだ。
網タイツのバニーガール姿「愛の水中花」をセクシーに歌っていた松坂慶子がこんなおばさん役を・・・と思うが、本人は気持ちよさそうに演じている。人の良さがちゃんと滲みでている。桐谷美玲も「NEWS ZERO」でキャスターごっこしているより、こっちのほうが断然いい。
原作は高梨みつばのコミック。奇想天外なストーリーだけど、胸キュンエピソードもちりばめられており、楽しめる。大人の男向けドラマが多い「金曜ナイトドラマ」だが、今回は女子向けか。(金曜よる11時15分~)
くろうさぎ