国立感染症研究所によると、年明けからの急速にインフルエンザ感染が拡大中という。そのインフルエンザを発症から6時間で診断可能という最新の診断システムの導入が広がっている。従来の検査キットだと12時間以内は判定できなかった。「患者さんは熱が出るとあわてて病院に駆け込むが、その時点では陽性に出ない」(池袋大谷クリニックの大谷義夫院長)
写真の現像技術使ってウイルスの目印拡大
新型は鼻の奥の粘膜の細胞を採取するところまではこれまでと同じだが、写真の現像技術を応用して細胞のウイルスの目印を拡大することができる。これで初期段階のウイルスを発見して、確定診断が可能になった。
大谷院長「(診断がつかなくて)放ってくと高齢者などが肺炎を起こしたりするが、そういう重症化を防ぐことができます」
司会の羽鳥慎一「普通に保険もききますから、今度どんどん広まっていくといいなあと思います」