渡辺謙「胃がん」から救った人間ドック!超早期発見で「奇跡。点検は大事ですよ」

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   俳優の渡辺謙(56)が胃がんで手術を受け療養中であると、きのう9日(2016年2月)に明らかにした。人間ドックで初期の胃がんが見つかり、内視鏡で摘出した。3月1日からニューヨークで予定していた「王様と私」の舞台は、スタートを遅らせるだけで済むという。報道関係に送られてきた手書きの短いファクスでは、「無理は禁物ですが、舞台に向けて鋭意準備を重ねております」とあった。

   ツイッターでは「いやぁ驚きました。妻が行ってと勧めた人間ドックで癌発見。かなり早期なので早々に手術しました。・・・この段階での発見は奇跡、点検は大事ですわ。妻、そして人間ドックを紹介してくれた娘にも感謝です」と書いた。

これまでも白血病やC型肝炎との戦い

   渡辺は1984年の「瀬戸内少年野球団」で映画デビューし、87年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で主演、国民的俳優になったが病気との戦いは20代から続いていた。

   29歳の時にカナダでの撮影中に急性骨髄性白血病を発症して映画を降板。この時の輸血でC型肝炎にも苦しんだ。34歳で白血病を再発したが、これを克服して、トム・クルーズと共演した「ラスト・サムライ」をきっかけに、アメリカの映画、テレビ出演の道が開けた。

   自ら「人生最大の挑戦」と呼ぶブロードウェイのミュージカル「王様と私」を成功させた。トニー賞の主演男優賞にもノミネートされた。受賞はならなかったが、演技力が高く評価されたことで、「少し胸を張って楽屋入りできます」とツイッターに書いた。

妻・南果歩が受診すすめ、娘・杏がクリニック紹介

   検診を勧めたのは妻の女優の南果歩、ドックを紹介したのは娘の杏だった。南もツイッターで「この出来事が検診をなかなか受けられない方達への『受診のきっかけ』になれば幸いです」と書いた。「自分の直感を信じること」とも。

   杏は夫の俳優・東出昌大(27)との間に双子を妊娠したことが伝えられたばかり。渡辺は夏ごろには双子の孫を得る。「じいちゃん歴はもう6年なので、びっくりはしませんが、双子というのは驚きました」と言っていた。

   術後の経過は順調とのことで、ツイッターには「2月は療養に切り替えて、少し遅れてNYに入ることになりそうです。ご心配かけますが、お待ちください」とあった。

   司会の小倉智昭「早期発見で本当に良かったですね」

   笠井信輔(ニュースデスク)「芸能人でがんを克服した人は多いですが、人間ドックで見つかった人に、宮迫博之さん、生稲明子さん、佐藤B作さんがいます。定期検診は大事です」

   内視鏡手術なら入院1週間、予後2週間程度で済むという。

   小倉「謙さんがブロードウェイを待たせるということは、それだけ存在価値が大きいということでしょ」

   デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「そう、ブロードウェイでは、お帰りを待ってますみたいなことになっているんです。リンカーン劇場は主役を交代制にしているのも良かったかも」

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