育休宣言して議論の的になっていた自民党の宮崎謙介衆院議員は、妻の金子恵美衆院議員が出産入院している最中、女性タレントを自宅に連れ込んで一夜を明かしていた。10日発売の週刊文春(2月18日号)が報じた。宮崎議員は知人に不倫を認める発言をしているという。
「育児休暇を推進する勉強会」の裏で女性タレント自宅連れ込み
宮崎議員は早稲田大商学部を卒業、日本生命などを経て12年の衆院選に京都3区から出馬して初当選した。現在2期目で二階派に所属している。06年に加藤紘一・元自民党幹事長の娘の加藤鮎子衆院議員と結婚し3年後に離婚、昨年(2015年)2月に同じ二階派の金子議員と再婚した。金子議員は今月5日に男児を出産した。
宮崎議員は昨年末、「育児をしながら男性が働く女性を支えていく」と育休宣言し、1月6日には「出生率を上げなければいけないなかで、『隗より始めよ』で率先してやっていきたい」と同僚議員と「育児休暇を推進する勉強会」を立ち上げたばかりだった。
妻の出産入院中に不倫!最低男に自民党内も怒り心頭
イクメンをアピールしながら、実は妻の出産入院中に浮気というのだから、二階派の幹部が「スタンドプレーに振り回された結果がこれか」と嘆くのも当然である。宮崎議員の育休宣言を応援していた教育評論家の尾木直樹氏も「がっかりですね。これでは『不倫休』になっちゃう」と呆れている。
司会の夏目三久「言っていることとやっていることが違うという非難の声は避けられないと思いますね」
安倍首相も応援した育児休暇という自民党の政策が絡むだけに、宮崎議員の分別のなさということだけは終わらないだろう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト