週刊文春お見事!清原、ASKA覚醒剤2連発的中・・・同じ密売ルートか?

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   元プロ野球選手・清原和博が覚せい剤所持容疑で逮捕された。清原にクスリ疑惑があることは1年半ほど前に『週刊文春』が報じていた。あれほど明らかな薬中毒症状が出ているのに逮捕されないのかと思っていたが、やはり内偵されていたのだ。

   週刊文春が歌手ASKAの同様の疑惑を報じたときも、逮捕までにはかなり時間がかかった。清原も外出するときはかなり用心深くしていたため、現行犯逮捕に時間がかかったのだろう。先週の『週刊新潮』でASKAの逮捕によって覚せい剤密売ルートが潰されたと報じていたが、それと同じ組織なのだろうか。

   朝日新聞(2月4日付)で、同じように覚せい剤で逮捕、起訴され、実刑を受けた江夏豊が「(清原も=筆者注)結局、寂しかったんやろうな」と語っている。そういえば、以前、『フライデー』が掲載した離婚発表前日の写真を思い出した。亜希夫人が次男と一緒にクルマの中で弁当を食べようとしてところへポルシェに乗った清原が近づく。気付いた息子が道を横切り、クルマから出てきた清原に「パパ~ッ」と飛びつく。清原は抱き上げて、「おそらく涙を浮かべながら」(フライデー)高い高いをしていた。泣かせる写真だった。

   会見で清原は「今は自由に子供に会えへんのが一番ツライ。毎日、子供の写真を眺めてはひとりで泣いてんねん・・・」と語った。同情する気はないが、寂しさはわかる気がする。

   それにしても週刊文春畏るべしである。かつては政治家のスキャンダルは週刊誌を含めた雑誌の独壇場だった。だが、個人情報保護法や名誉毀損の賠償額の高額化、ノンフィクションの停滞で、出版社はそこへ使うカネを出し惜しみするから、「死ぬまでSEX」などという色物でページを埋める週刊誌が多くなってしまった。その中で週刊文春だけが気を吐いている。

   週刊誌の役割、存在価値とは何かを、もう一度他の週刊誌諸君は真剣に考えたほうがいい。そうでなければ、この分野では週刊文春一誌しか生き残れはしまい。

大臣辞職で逃げ切り許すな!甘利現ナマ疑惑「立件容易なはず」(元東京地検特捜部検事)

   やはり週刊文春がスクープした甘利明TPP担当大臣の「収賄」疑惑は、甘利や秘書たちがが辞めて済む話ではない。告発第3弾の中で、元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏が「検察が躊躇する理由は一つもない」と語っているが、あっせん利得処罰法までいけるかが今後の焦点になる。

   あっせん利得処罰法は、公職にある者(国会議員、地方公共団体の議会の議員又は長)が請託を受けて、その権限に基づく影響力を行使し、利益を収受したことが立証されれば、3年以下の懲役になるのである。公設秘書の場合は2年以下。今回、甘利氏側が十数回にわたり「接触」したUR(独立行政法人都市再生機構)は、国土交通省が100%出資している独立行政法人であり、建設会社側の担当者・一色武氏にたかった清島健一氏は公設秘書である。

   <「秘書二名については、比較的立件が容易な政治資金規正法違反と業務上横領を『入り口事件』として身柄を確保すればいい。しかも、現金授受の事実や異例の(URとの=筆者注)面談回数、総務部長の同席など材料も揃っています。与党の有力議員である甘利氏の影響力を考えれば、あっせん利得処罰法違反まで広げていくことも十分可能です」(郷原氏)>

   辞任会見で涙を流して万事落着とはいかないようである。

   甘利氏の後任に、安倍首相は気心が知れていると考えているらしい石原伸晃氏を就かせたが、週刊新潮がリードで彼について書いているように「失言癖があるし,政治家としての能力にも疑問符が付く」。自民党に議員は数多いるが、人材は乏しいようだ。

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