「リオ決定だべ!ハッハッハッ。嬉しい、ほんとに嬉しい」
31日(2016年1月)に行われた大阪国際女子マラソンで、歴代7位2時間22分17秒の好タイムで福士加代子選手が優勝した。1万メートルと5000メートルでは、アテネ、北京、ロンドンの五輪3大会連続で出場しているが、マラソンでは経験がない。世界に通用するスピードがあり、「かっとび娘」と呼ばれているが、北京五輪に挑戦した08年には途中で失速し19位、ロンドンを目指した12年1月も終盤に失速して8位に終った。
3度目の正直でだった福士は、五輪選考基準の2時間22分30秒を13秒上回る快走だった。
「名古屋ウィメンズ」で最後の1枠争い
司会の夏目三久「リオでは『金』と力強く語ってくれましたねえ」
3枠あるリオ代表争いのうち、昨年の世界選手権で伊藤舞が内定しており、福士も決まり、残る1枠は3月13日に行われる名古屋ウィメンズで争われる。野口みずき、前田彩里などが有力だ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト