エイジングケアや認知症予防に効果があると人気のえごま油に、「色や臭いがおかしい」というクレームや成分表示に疑問があるという指摘が起こっている。国民生活センターに寄せられた相談は2014年の14件から15年は157件と10倍に増えた。
法的な規格なし
えごま油は胡麻ではなく、エゴマの種を絞って作られる。本来はサラサラで無臭だ。国民生活センターが検査した20銘柄のなかには、主成分のαリノレン酸が通常の半分程度のものもあった。法的な規格はなく、国民生活センターはメーカーに品質管理と成分表示を求めている。酸化しやすいため、熱や光に弱い。冷暗所に保管し、早めに使う必要があるという。
キャスターの菊川怜「良いものは良いのでしょうけどねえ」
司会の小倉智昭「評判がいいので、使う人が増えたためにクレームも増えたということですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト