琴奨菊「祐未夫人」初優勝に引っ張っていった八面六臂!学習院大卒の才媛

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   大相撲初場所で優勝した大関琴奨菊の会見はのろけ話から始まった。祐未夫人を傍らに、「そばにいてくれただけでどんなに癒されたか」「賜杯をとって写真を撮ろうねと言ったのが実現できた」ともうデレデレだ。2人は昨年2月(2015年)に婚約、7月に結婚して、今週土曜日(30日)に披露宴を開く。たしかに内助の功は並ではなかった。

食事管理からマッサージ!落ち込んだ時はメンタルケア

   学習院大の同級生によると、英語、ロシア語、スウェーデン語、手話もこなす才媛で、フランクな人柄だという。卒業後はアパレル会社のキャリアウーマンになったが、相撲好き、お相撲さん大好きで、両国通いは学生時代から有名だった。とうとう大関と結婚と聞いた時は、同級生たちもびっくりしたらしい。

   スポーツ選手の食事管理の「アスリート・フードマイスター」の資格を取って大関の食事管理を徹底させた。油を使わずに揚げ物ができるオーブンを備え、雑穀米や麦めしを炊く。伝統的なちゃんことは違う食生活をさせたようだ。トレーニング器具を運ぶために車の免許も取った。おととい24日の会見でも、「関取がお相撲に集中できるように」「緊張しないように消化にいいものを」「アロマを焚いたり」などと話していた。

   トレーナーとも連携していた。独自の筋トレを課して優勝の一翼を担った総合トレーナーの塩田宗廣さんは、「もう裏方ですよ。『はいわかりました』みたいな」という。祐未さんとはLINEで「疲労がピーク」「風邪」「早く寝かせて」などとやり取りした。「菊関は寂しがり屋で、ああいうしっかりした人が横にいるとメンタルが安定します」と話す。もう一人のトレーナー文元明宏さんができない時は、祐未さんがマッサージをしていたという。

「内助の功」というより同志

   佐渡ヶ嶽部屋のある松戸で祐未さんはよく知られていた。炭火焼、鉄板焼き屋などもよく訪れるらしい。結婚式に招待されているタクシー運転手、藤肥清考さんは、婚約会見の時も祐未さんを会場まで送った。「着物美人だ。日本的な才女だね。人柄いい同士で一緒なんだから万々歳ですよ」

   司会の羽鳥慎一「われわれはいいところしか見てないけど、大変だったと思いますよ」

   青木理(ジャーナリスト)「先のことを考えれば、部屋を作ったらお弟子さんたちのこともやらないといけない」

   浜田敬子(「アエラ」編集長)「力士をはじめ、スポーツ選手の奥様って内助の功って言葉じゃないような気がしますね。一種のプロ。もう1人のトレーナー。しかも心も体も ケアすんですから」「大関のデレデレぶりもすごいですよね。これだけ愛されているから頑張ろうと、そういうものですよね」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「キャリアを捨ててという点で、宇賀さんに聞きたい。どう思う?」

   キャスターの宇賀なつみ「わたしはできないですね。逆にこういう方と結婚したい」

   羽鳥「男らしい人とね」(笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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