世界中で見られていた「あなたの家の防犯カメラ映像」ネットで公開

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   街や店、自宅に設置されている防犯カメラの映像が、インターネット上で誰でも見られる状態になっていた。東京・原宿の雑貨店は2年前に防犯カメラを設置したのだが、そのリアルタイムの映像がインターネットで流されていた。都心の交差点や神奈川県内の理髪、老人ホーム、ドラッグストアなど、いたるところに設置された防犯カメラの映像がサイトで見られていた。

初期設定のままのパスワード

   このサイトはロシア人とみられる管理人が運営しているサイトで、全世界の約2万8000か所の防犯カメラの映像を見ることができる。日本国内の防犯カメラの映像は5000か所以上にのぼるという。

   なぜこのようなことが可能なのか。防犯カメラに共通しているのは、インターネットに接続する「ネットワークカメラ」と呼ばれるタイプだ。専門家によると、購入した時のパスワードを変えずに初期設定のまま使っていると被害にあう。

   インターネットに詳しいはあちゅう(ブログ作家)の「スッキリ!!一言」は、「サイトが設置されたのは数年以上前からです。それより前に『見られる』ということはネットの利用者にはわかっていました。どこで情報が見られているかわからないという意識をしっかり持たないといけないと思います」と指摘した。

文   モンブラン
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