タレントのベッキーと「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音の不倫関係がバレたのは2人がLINEでかわした会話だった。スクープした週刊文春はどうやってつかんだのか。「モーニングショー」は徹底検証と称して専門家に聞いた。
川谷のスマホ筒抜け。手元離れているときに何者かが操作
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「スマホにある設定をすれば可能」という。LINEでのやり取りが第三者のパソコンやタブレットに同時に表示されるが、通話している当人にはわからない。週刊文春の記事に添えられたLINE画面の写真を見ると、川谷の発言がグリーンで表示されている。グリーンは発信者を表すので、川谷側から漏れた可能性が非常に高いという。
その「設定」とはどんなことか。IDとパスワードを使って、パソコン、タブレットから改めてログイン(接続)するのだという。そのためには川谷のIDとパスワードを知っていて、さらに設定を変えるあいだスマホを自由にできる状態にないといけない。IDなどを知っている人間が川谷がステージに上がっている時ならできるかもしれない。
週刊文春の記事はいずれもベッキーの謝罪会見(6日)以前の会話なので、記事が出た7日以後は、2人は同じスマホでのLINEをやめたか、設定の「ログイン許可」を「オフ」にしたのだろう。井上氏は「そうそうあることではないですが・・・」ともいう。要するに、できなくはないという程度の推測なのだ。
知らない機能多いスマホ・LINE
司会の羽鳥慎一「ベッキーさんの問題は問題なんですが、みなさんが関心があるのはLINEのやり取りが筒抜けということでしょうね」
キャスターの宇賀なつみ「見られたら困るようなやりとりはありますから、気をつけないと」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「大事なことは書かないですよ。ホントに大事なことは電話します」
宇賀「LINEには知らない機能もいっぱいあるんですね」
羽鳥「私や吉永さんは何にもわからない」
吉永みち子(作家)「便利に使ってると、とんでもない落とし穴があるってことでしょ。漏れちゃうと取り返しがつかない」
羽鳥「今回のことはいろいろ考えさせられます」
週刊文春がどうやったのかはわからない。