滝川クリステル近著にパクリ疑惑!知り合いの研究「ま・る・う・つ・し」?
同じ週刊文春に滝川クリステルが母親と共著で出した「リトルプリンセス・トリック」(講談社)に、東京五輪エンブレム問題のように「パクリ疑惑」が持ち上がっていると報じている。これは「星の王子さま」の謎解き本なのだそうだが、その着想が市井の文学研究者が長年研究してきたものと同じで、盗用したのではないかというのである。
私はこういうことには門外漢だが、何でも滝クリの本では、サン=テグジュペリが描いた挿絵を読み解いていくと、王子はハレー彗星で、巻末のカラーとモノクロ挿絵が明けの明星と宵の明星をさしているという。
それがどういう重要な意味を持つのか私にはわからないが、市井の研究者の友人がいうには、彼が長くその研究に没頭しきて、週刊文春の中で「彗星会議」の運営委員長を務めた国立天文台の渡部潤一副台長も「私が知る限り、国内でこういう研究をしている人は彼だけではないでしょうか」と証言している。そのうえ、滝クリの母親と件の研究者とは長年の知り合いで、彼に以前からこの話を聞いているのである。
研究者が講談社に電話で問い合わせたところ、母親から電話があり、やりとりをしているうちに、母親の知人という人間から、右翼を仄めかして「これ以上騒ぎ立てるな」といってきたというのだ。穏やかでない。
2000年の朝日新聞に研究者の話が載っているが、これについての著作はないようだ。だが、滝クリの母親のように「この世の中に私と同じようなことを考えている人がいてもおかしくないんじゃないですか」といういい草はちとおかしい。よく知った人間であり、彼から話を聞いているのだから。その本の核心部分がその発想だとしたら、それを丸ごと頂いて知らん顔ははなはだよろしくない。
滝クリのブログのタイトルは「大切なものは目に見えない」というそうだが、これは「星の王子さま」の一節だそうだ。またしても起きたパクリ疑惑。やはり「呪われた東京五輪」なのだろうか。