底が抜けたか日本株!手詰まり見透かされた日銀・・・1万7000円が暴落防衛ライン
株の暴落が止まらない。中国の株の下落の影響が大きいといわれているが、週刊新潮は原油安も一因で、<「産油国の財政は逼迫している。そのため、世界中の株式市場に投資していた資金を回収しなければならなくなっており、それも世界的な株安の要因になっているのです」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志氏)>と、先行きは不透明なままだ。
さらに、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切った2日後に、日銀が金融緩和策を打ち出したが、市場が望んでいたのとは違って少なかったため、もう日銀は手詰まりではないかという観測を市場関係者に抱かせてしまった。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦氏は<「昨年のチャイナショックの後、1万6901円をつけましたが、今回もそこまで下げる可能性がある。それを下回ってしまうと、底が抜けることになり、怖いですよ」>といっているが、今の暴落を見ていると、それが正夢になりそうである。