SMAP分裂・解散騒動を東京・巣鴨や新橋で聞くと、「どうなるの、かわいそうね」(70歳代の女性)、「いろんなところにかかわってくる。俺が辞めても全然なんでもないけどさ」(年配のサラリーマン)、「世界に一つだけの花という歌はいいよね。今の世に必要です」(50歳代の男性)、「解散は国民と安倍総理が許さないのではないかね」(50歳代の男性)、「ここでも卒論か」(20歳代の男性)など、さすがに関心は高い。
中国版ツイッターでも「絶対いやだ」「死にそう」
中国版ツイッターの「微博(ウエイボー)」には「永遠に解散しないと思っていた」「絶対いやだ」「死にそう」「受け入れられない」といった声が書き込まれている。台湾の街角では、女性たちが「悲しい」「それはダメよ」「もったいないわ」と話す。
SMAPは2020年東京パラリンピックの応援サポーターでもあり、遠藤利明五輪担当相も「コメントのしようもない。ただ、応援はしてもらいたい」と戸惑いを隠せなかった。
司会の小倉智昭「会った人のほとんどに、解散するのかと聞かれましたよ」
ジャニーズ事務所は4人の出戻り許さん?
スポーツニッポンの阿部公輔・文化社会部長は「解散を望まないファンの心は無視できないので、今までにない変化が生まれてくるでしょう。解散しない余地は残されている」と見る。日刊スポーツも関係者の話として4人がジャニーズ事務所に謝罪する可能性に触れたが、別の関係者の話によると事務所側が受け入れないだろうとも観測している。
1991年のCDデビューから25年、2014年の売り上げは220億円といわれ、解散で得する人はいない。マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんは「SMAPはタレントの代表で、富士山がなくなるようなもの。心理的マイナスも考えれば損失は1000億円ではきかないだろう」という。
小倉「どこでどういう交渉され、どんな話し合いが行われているのかわからない。静かに見守っていきたいと思います」