北海道ニセコでは毎朝コースをチェック
では、どうすれば遭難を防げるのか。外国人のスキー観光客に人気の北海道のニセコスキー場では、2001年からニセコルールを設けている。バックカントリーのコースを11コースつくって、スタッフが毎朝見回ってチェックし、危険のないコースだけを開放する。これまで雪崩事故は1件も起きていないという。
「外国人はマナーが悪いから来ないでほしいという空気が国内で高まるのが一番まずい。バックカントリーを排除するのではなく、ニセコスキー場のようにルールを明文化しすることによって開放することも大事です」
評論家の宇野常寛のスッキリ一言でこう話した。
文
モンブラン