大病院外来「紹介状なし」は追加負担5000円以上!厚労省が4月導入検討

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   厚生労働省は全国に250ある大病院を医師の紹介状なしで受診すると、初診料にプラスして5000円以上の追加負担を求める制度を検討中だという。岩本乃蒼アナが「この4月(2016年)から大病院に気軽に行けなくなるかもしれません」と取り上げた。

改善されるか?長い待ち時間、重症患者後回し

   背景には外来患者が大病院に集中する日本の医療体制がある。高崎健康福祉大学の木村憲洋准教授はこう解説する。「大病院には軽症の外来患者が多く、待ち時間が長くなる原因になっており、医師の長時間労働による負担も増えています。大病院には重症の患者を診てもらいたいし、重症患者もゆっくり診てもらえる環境がほしいというのが国の考えです」

   なかには、待ち時間の長い昼間を避けて夜間診療を利用する軽症外来患者もいて、追加負担を導入したところ激減し、救急患者を受け入れられるようになった病院もあるという。

   ただ、重症で救急搬送された患者には追加負担を求めない。

   「スッキリ!!」が是非について視聴者に感想を求めたところ、「納得できる」が2万4680票、「納得できない」が1万1922票だった。しかし、コメンテーターの遼河はるひ(タレント)はこんな心配をする。「医師に『様子をみましょう』といわれて、なにか納得できずに大きな病院に行きたいと思った時に困りますよね。医師を信用していないみたいで、紹介状を書いて下さいとは言い難い」

文   モンブラン
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