通勤ラッシュで混雑する東京・品川駅のJR山手線のホームで、6日(2016年1月)午前9時少し前、すれ違いざまにひじ打ちをして会社員の男性(36)を線路に転落させたとして、警視庁はアルバイト従業員・三浦春香(34)を傷害容疑で逮捕した。目撃した駅員が非常ボタンを押して電車を止めたため、男性はホームにはい上がって無事だったが、足を捻挫した。
三浦はそのまま立ち去ったが、防犯カメラの映像から足取りがわかった。「体がぶつかっただけ」と容疑を否認しているという
昨年夏にもホームでトラブル
三浦は昨年(2015年)8月にも、横浜の市営地下鉄戸塚駅でトラブルを起こしていた。三浦のものとみられるフェイスブックの書き込みに、「今日は朝から最悪。サラリーマンがぶつかってきたのに、私が突き飛ばしたって駅員に腕つかまれて」とあった。近所との軋轢もあったようで、気性の荒い人という評判だった。
司会の羽鳥慎一「朝の電車でイライラしている人はいますよね」
吉永みち子(作家)「イライラして一触即発みたいな人がいっぱいいますからねえ」
事件のあった時間帯は、1時間に22本もの電車が入る超過密ダイヤで、間隔は2、3分ごと。駅員が見かけたのと、たまたま電車が入ってこない隙間だったため男性は助かったが、少しズレていればはねられていた。
駅員が電車止めて間一髪!ちょっと遅れていれば殺人
羽鳥「これ、殺人になっていたかもしれないですね」
飯村真一アナ「ひっきりなしに電車が入ってくる時間帯ですからね」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「(ラッシュ時は)ホームの端っこを歩かないと進めない。いますよ、凄い形相で行く人が。見かけるのは女性が多いな」
羽鳥「イライラしているおじさんもいる。気持ちはわかんなくはないけどねえ」
ホームドアの設置が進んでいるが、品川駅は大規模な改修計画があるため未設置のままだ。とはいえ、ドアは「ひじ打ち」防止のためではない。
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「女性がひじ打ちで男性を突き落とすなんて聞いたことがないよね」