「これはもうとどまるところを知らないですね」と司会の小倉智昭が伝えたのは中国の集団カンニングだ。する方もされる側も超ハイテクを駆使して、驚くほどの技術革新が進んでいる。
昨年(2015年)末の大学院試験で307人が摘発された。電子チップをうめ込んだメガネで問題文を撮影して試験場外にいる仲間に送信すると、仲間が正解を探して受験生は耳に差し込んだ直径2ミリのイヤホンで聞く。骨伝導受信機を口内に仕込めば、万一ばれたときにも飲みこんでしまえばすむ。成功率100%という仕掛けだ。
バレて捕まったら懲役7年の重刑
当局も負けてはいない。電波探知機を積んだ1台数百万円のドローンを飛ばして不正電波を突きとめる。これでカンニングが半減したという。
中国でカンニングは最高懲役7年と重い。小倉は「カンニングは許されない行為」といい、キャスターの菊川怜も「勉強しましょうよ」
小倉「怜ちゃんだから、そう言えますがね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト